憲法を力に国民主人公の民主的な税制の確立を!!~重税反対名古屋南部地区集会に260人(No.930:2008/3/25)
憲法を力に国民主人公の民主的な税制の確立を!!
代表団15人が熱田税務署と交渉
3月13日(木) 午前、『3・13重税反対全国統一行動』の一環として、南、熱田、緑豊明の3民商代表と年金者組合の代表15人が、熱田税務署との交渉に臨みました。
税務署は、総務課長、個人第一統括官、徴収第三統括官、総務課長補佐が応対しました。
自己紹介の後、板平会長があいさつし、事前に提出しておいた申し入れに対する署側の回答を聞きました。
その後、具体的な交渉に入り、情報公開で入手した前回の交渉の議事録に、署側の回答が記載されていないことに抗議しました。
その後、税務調査の際の立会いの問題、可視化の問題について追及しました。
また、調査の際に、帳面を見る前から「7年分調査する」と、納税者を脅す行為に、抗議するとともに、根拠を追及しました。
録音・録画は現場での判断
可視化の問題では、「現場でのやり取りで、言った、言っていないと、問題がしばしば起こる。財産権を守るためにも録音・録画が必要だ」との追及に、総務課長は「録音・録画については、現場での担当者の判断」と、録音・録画に関しての方針はないことを明言しました。
更に、滞納整理により頻発する売掛金などの差押について、2月8日の全商連と国税庁との交渉の際の「生存権的財産の差押はしない」との回答も紹介し、追求しました。
特設申告相談会場前で精勤の相談は「民商」へと宣伝
3月13日(木) 午前、「3・13名古屋南部地区集会実行委員会」は、熱田、中川、昭和の3税務署が開設する広域申告相談特設会場前で、15人が参加して宣伝行動を行いました。
役員5人が交代でマイクを握り、「横暴な税務調査はやめろ」「強権的な滞納整理をやめろ」と、納税者の権利をまもる民商の元気な姿をアピールしました。
また、「納税者の権利を守り、中小業者の営業とくらしを守る民商にあなたもお入り下さい。そして、全国の中小業者の知恵と工夫を毎週お届けする『全国商工新聞』をぜひお読み下さい」と訴え、多くの納税者が申告相談に訪れる中、注目を集めました。
同実行委員会は、並行して熱田税務署交渉を行っており、交渉中に宣伝のことが伝えられ、総務課長が「やめてもらえませんか」と申し入れに、「公道上で宣伝をしているだけで、何の迷惑もかけていない。やめません。」と宣伝を続けました。
デモ行進に小学生が飛び入り参加
13重税反対全国統一行動名古屋南部地区集会」は3年ぶりに、名古屋市教育センターを会場に行われました。
全商連作成の『日本の『税金』を上映し、板平実行委員長が開会あいさつ。
その後、日本共産党の瀬古ゆき子元衆議員、年金者組合の小室さん、生健会の伊藤会長が来賓のあいさつをされました。また、日本共産党の佐野たかふみ南区生活相談所長も参されました。
集会決議を参加者の大きな拍手で採択し、税務署へ向けて、元気にデモ行進しました。デモ行進には、下校中の小学生が飛び入りで参加し、「消費税・庶民増税反対」「軍事費削ってくらし、福祉にまわせ」と、市民にアピールしました。
税務署では、整然と集団申告を行いました。
- 日時:3月28日 (金) 午後1時30分
- 場所:南民商事務所集合
「申告したけど払えない」「すでに滞納している税金がある」という方、ぜひ一緒に『納税の猶予』の申請をしましょう!!
国保料・介護保険料の減免、融資、返済条件の変更など、確定申告以外の相談にのります。事前にご連絡をお願いします。
- 毎週水曜日 夜7時30分~
- 場所:民商事務所
知ってる業者を紹介してくだい
会員・読者のみなさん、「税金を滞納していて払えない」「融資を受けたい」「パソコンでの記帳を覚えたい」など、知り合いの方で困っている方や悩んでいる方、また、近くで最近開業した方などどんどん紹介して下さい。
サラ金・商工ローン・日掛け・ヤミ金融など
- 毎週水曜日 午後7時30分
- 南民商事務所2階
- 3月= 19、26日
- 4月= 2、9、16、23日